「軽自動車の任意保険って、いくらかかるの？目安は？」
このように疑問に思っていませんか？
もしそうであれば、今回のページは役に立つはずです。
✓軽自動車の任意保険の「費用平均」
✓軽自動車の任意保険の「加入率」
・・・これらの内容について解説していきます。
「軽自動車の任意保険を検討していたから、費用の相場を知りたい…」と思っていた方は、ぜひ今回の情報を参考にしてみてください。
軽自動車の「任意保険」とは？
今回紹介する軽自動車の「任意保険」とは、自賠責保険（義務保険）以外の自動車保険を指します。
つまり、加入するかは自分で決められる“任意”の自動車保険のことです。
（※補償内容の違いとしては、自賠責保険は事故時の対人補償ぐらいですが、任意保険の場合、車修理などの対物補償も含んでいる点です。）
軽自動車の任意保険には、大きく分けて「民間の自動車保険」と「自動車共済」という２つがあります。
（※民間保険と共済の大きな違いは、営利企業か非営利かです。共済は非営利団体に当たります。ただし営利だから悪いというわけではなく、民間保険のほうが加入者が圧倒的に多くなっています。）
今回はこれら２つを合わせたものを「任意保険」と呼んで解説をしていきます。
軽自動車の任意保険の「費用平均」はいくら？（目安・相場）
ではここから「軽自動車の任意保険の費用相場」について解説していきましょう。
まず、“軽自動車の任意保険料の目安はいくらなのか？”という疑問についてですが、
⇒「約５万円（年間）」という金額が平均となっています。
2023年に損害保険料率算出機構が発表したデータ（自動車保険の概況）によると、軽自動車（乗用車）の任意保険の年間保険料は平均「50,065円」とされています。
（※損害保険料率算出機構とは、法律に基づいて設立された非営利団体。公平な保険補償になるよう損害額や事故状況などの調査を行っている。）
ですので、軽自動車の任意保険を選ぶ際は、５万円を目安に検討していくとよいでしょう。
（ちなみに、普通乗用車の年間保険料と比較すると、約２万円ほど軽自動車のほうが安くなっています。）
✓自動車保険の「等級」によっても金額が異なる
軽自動車の任意保険の料金ですが、
✓「自動車保険の“等級”によっても支払う金額は異なってくる」ということも覚えておきましょう。
自動車保険の「等級」とは、契約年数や事故回数に基づいて保険料が決まる制度のことです。
自動車保険の等級は「１～２０等級」に区分されており、数字が上がるほど保険料負担も軽くなります。
（※たいていの場合、初めて契約する時は「６～７等級」からのスタートとなります。）
つまり、無事故でいるほど保険料がお得になる仕組みということですね。
自動車保険（任意）では、どの会社もこの“等級”制度を採用しているため、これから任意保険への加入を考えている方は、覚えておくと役に立つでしょう。
軽自動車の任意保険の「加入率（平均）」は？
「任意だから、加入しなくてもいいかな？」
「軽自動車の任意保険の“加入率”ってどのくらいなんだろう…？」
このように疑問に思った方もいるかもしれませんので、簡単に“軽自動車（任意保険）の加入率”について紹介していきまししょう。
まず、「軽自動車（任意保険）の加入率」ですが、
⇒「約９割」というのが全国平均となっています。
こちらも損害保険料率算出機構が発表したデータ（自動車保険の概況）ですが、
民間の自動車保険への加入率が75.4%、自動車共済への加入率が13.3％なので、合わせると「88.7%」という計算になります。
実際のデータでは都道府県別に掲載されており、加入率９割を超えてる地域も少なくありません。
（※ちなみに、１番加入率の高い地域が「富山県で92.9%」、１番加入率の低い地域は「沖縄県で79.7％」となっていました）
【まとめ】軽自動車の任意保険
ここまで「軽自動車の任意保険」についての情報を紹介してきました。
最後に、今回紹介した内容についてまとめておきますので参考にしてみてください。
↓↓
- 費用平均は「約５万円」
- 「等級」によって割引率が異なる
- 加入率は「約９割」
軽自動車の任意保険は“任意”なので、加入しなくても罰則などはありませんが、やはり加入しておいたほうが安心なのは間違いありません。
軽自動車のサブスク（カーリース）などでは、“任意保険込み”の車サブスクサービスもありますので、気になる方はぜひチェックしてみることをおすすめします。
